鉄獣戦線に勇者とデストルドー強くない?って話

どうも。

毎日エクレシア連合の構築をねっています。

今回、相剣をガッツリ入れるというウンチ構築を経て、新たに行けそうな構築を思いついたのでご紹介したいのと、これは普通の鉄獣にも構築のアレンジとして良いのではないかと思い、お話させて頂きます。


1.その時天啓が舞い降りた


いつものようにリモートでボコボコにされた後日談。

負けたらいつも自分は4~5時間は夜通しで構築を練り直します。

課題は、ニビルケアしながらの安定した展開です。

前回までは、自分はケルベラルを採用することで、エクレシア連合に多いレベル8モンスターと合わせてバロネスを出すのを狙っていました。

しかし、基本レスキューキャットから狙うことがほとんどであり、今の環境は無効系誘発が多くてキャットが通りません。

元々無限泡影とうららで止まるため、難しい。

どうにかならないかと思ってた時、目にしたのがデストルドーでした。

普段は、というか以前はシンクロ7やハリファイバーのために使われることが多かったデストルドー

上手くレベル10に合わせられないか。
必死に足し算しますが、場のモンスター1体とでは必ず7になる。

しかし、その時一人回ししてて、ベアブルムの展開効果を使った盤面を見ました。

サーチしNSしたフラクトールと、除外ゾーンからSSしたナーベル。

ここで閃きましたね。
レベル調整用モンスターと本命のシンクロしたいモンスター。2体を用意することでトルドーでバロネス行けると気づきました。
幸い鉄獣はレベルがバラけていて、しかもレベル1とレベル4がいるのが良かった。

ナーベル対象にトルドー起動。
→フラクトールとシンクロでバロネス。


それと同時に、私はアークデクレアラーのことも思い出しました。
あれもニビルケアに使えるシンクロモンスターであり、最近もっぱら話題になるドライトロンのおかげで記憶に強くあったのです。

今度は逆にフラクトール対象にトルドー起動して、ナーベルとシンクロすることでデクレアラーを出せました。

どちらの動きをするにしても、こうすれば後の展開に誘発を打たれてもケアできるようになります。

しかも、デストルドーは烙印の気炎と使うとバスタードを落とすことが出来ます。

また、ベアブルムの効果を使う展開において、手札コストにすれば実質一枚消費で前述の展開ができるのです。

もちろん相手からしたらベアブルムの効果は意地でも止めたいところです。

もし止められた場合、最低限のルガルリボルトにはなれる可能性はあります。

エクレシア連合ではここで妖眼の相剣師を引いているとさらに1妨害できるのは覚えておきたいですね。



2.エクレシア連合における勇者ギミックの有用性


鉄獣って召喚権使って動くのに勇者とか馬鹿かよ!って思われるでしょう。

確かにそこは相性は良くないのですが、
鉄獣ってやっぱりGが重たいんですよね。

分かってる人はフェリジットやベアブルム出した後に投げてきたり、レスキューキャットから動こうものなら即投げてこちらは致命的なダメージを負います。

誘発の通りが良い今のレギュレーションにおいて、G、一部のデッキが使ってくるディメンションアトラクターの存在は無視できません。

そこで私は試しに勇者ギミックを入れてみることにしました。

メリットを書いていきます。

まず、前述したデストルドーギミックも込みで考えてみてほしいのですが、

・トルドー勇者があると、トークンがレベル4なため、ナーベルから動く場合、早い段階でバロネスに行けます。

・手札のキットやナーベルを旅路で切れる

おろかな埋葬での選択肢が強力になる。

これはかなり強いと思ってて、おろかな埋葬が勇者ギミックの起動として使えて、鉄獣ではキットナーベル、そしてトルドーを入れることで前述の展開と、3パターン用意することで腐ることがほぼなく、かみ合わせが柔軟に選択できるようになります。


・アトラクター打たれたときに用意できる妨害手段

鉄獣は絶望的にアトラクターがキツイです。なにせ墓地ないとほぼ何もできないからです。

エクレシア連合では、エクレシア2種類含め、勇者ギミックを入れることで用意出来る妨害の種類を増やしています。


・白のエクレシアとのシナジーが強い

これの発想の元はウィッチクラフトです。
勇者ウィッチクラフトというデッキがあります。召喚したターン効果使えないデメリットを、相手ターンに動けるウィッチクラフト下級デメリットを軽減するという趣旨の元作られたデッキです。

この動きがエクレシアでも可能であり、しかもウィッチクラフトより強いです。

理由は、向こうは自分のターンで動けないため墓地効果が起動出来ないこと、

エクレシアはSS効果を持っており、後攻の場合は基本的にはSSできるため、勇者の制約をすり抜けることができるからです。

ウィッチクラフトのように先行初ターンでチェンジ出来なくても問題はありません。

そして、ウィッチクラフト同様チェンジ効果に打たれるうらら、墓穴をケア出来るわけですが、これで得ることができるリターンがエクレシアはでかい。

アルバスでの吸い込みで1妨害、ミラジェイドの効果で1妨害、さらにエンドフェイズバスタードorブリガンドでの後続。
(基本的にはバスタードからの教導エクレシアフルルドリスが多いと思いますが)

アドバンテージがハンパないです。

これをアルバスの吸収を通しやすくするために、勇者ギミックは有用であると考えました。


・鉄獣目線でも、ケラス展開は勇者ギミックに阻害されない

当たり前ですが、ケラス展開はSSなので制約に引っかかりません。

最初にグリフォンが着地するため、
ベアブルムに当てられたくない無効系誘発をケア。うららもグリフォンの段階であれば打つと思うので実質ケアになります。



・デッキレシピ

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試作段階ですが、今まで何度も何度も調整、対戦を繰り返してきました。
もちろんほとんどマッチ戦のガチ対決です。

今回の大きな調整による良い点は、不安定なケルベラルよりも、鉄獣の展開と自然に合わせられるトルドーによるニビルケアのやりやすさ向上ですね。

ケルベラルはケラスや気炎と合わせるとSSできますが、やはり自分でSSできるトルドーに軍配が上がります。

あとレベル8と合わせ引きしないといけないのも、手軽さを比べたらやはりトルドー。
ケルベラルは利点としてはビッグフットガチャ成功したらとても早い段階で出たり、キャット通った時に出てくるリターンですね。

今回はキャットを不採用という今だとかなり異色な構築です。



・最後に

トルドーギミックは普通の鉄獣で使えると思うので、もしよかったら使ってみてくださると嬉しいです。

勇者ギミックはちょっと好み激しく分かれそう。

そもそもエクレシア入れておかないと真価発揮出来そうにない気がします。

マスターデュエルも今度バロネスが来ると思うので、そちらの方でも良かったら是非。

では、ここまで読んで下さりありがとうございました。

・余談

今の環境、今回入れてませんけど、ミラジェイド対策に月華龍ブラックローズ強くない?